英語を話す際のスタンス
英会話を始めて3ヵ月ほど経ち、妻とアメリカへ旅行に行った際に、LAのカフェでの一幕について書いていきたいと思います。
この経験は、いまだに英会話するときに意識しているポイントになります。また、皆様も意識すると、より英会話の効果がアップすると思います。
当時の私の英語レベルとしては、定型的な会話(注文など)なら、身振り手振りも含めて、なんとか相手と意思疎通ができるかも?と思い始めたくらいです。リスニングには自信がなく、知っているフレーズ(例:May I help you?)であれば何とか意味を理解できますが、あまり聞きなじみのないフレーズ(例:Do you need any help?)で聞かれると、もうサッパリで、涙目になってしまう…みたいなレベルでした。
アメリカ旅行で文化の違いを体感した話
オンライン英会話で毎日英語を勉強しているとはいえ、対面で英語を使用したことがなく、「これはいい機会だ!」と思い、旅行中の注文・ホテルのやり取りは自分でやってみることにしました。(妻は1年間の留学経験あり。)
アメリカに向かっている途中は、気分はルンルンでした。初のアメリカで、アメリカンドリームなんて言う言葉もあるくらいなので、「現地で何か起きてしまうのかも!?もしかして英語の才能に目覚めてしまうかも!?」という楽しい気持ちで飛行機に乗っていました。
飛行機からアメリカ大陸が見えたときは、「これがアメリカ!!!」と感動すら覚えました。
アメリカ到着後はホテルに向かいます。
ホテルもなんかアメリカ~ンな感じで、気分は上々です。
荷物も置いたし、初日はカフェでも行って、ゆっくりするか…ということで、カフェに向かいます。遂に初の英語チャンスです。
ホテルの受付は、なんか難しそう…と途中で怖気づいたため、妻にやってもらいました。(笑)
そして、Google Mapで近にカフェを見つけたので、入ってみます。
パンとコーヒーを頼もうと思ったのですが、物価たけぇ・・・ということでパンだけを注文することにします。
レジに並んで、妻に見守ってもらいながら注文してみました。
「Can I have two Choco Croissants?」(チョコクロワッサンを2つもらえますか?)
注文する文章は、レジに並びながら頭の中で繰り返し練習していたし、問題なかったのですが、問題は声のボリュームです。注文後に妻に言われた一言は、「声ちっさ!!!!」でした。(笑)
英語慣れしてない状態で、ましてやネイティブに話すのなんて緊張しますよね。。。
そして注文の結果がどうだったかというと、チョコクロワッサンが1つだけ来ました。
「注文と違う!!!」となり、レジの人に質問します。
私「I ordered two Choco Croissants.」(私はチョコクロワッサンを2つ注文しました。)
店員「You ordered ONE Choco Croissant!!!」
アメリカで最もびっくりしたカルチャーショックでした。日本であれば「失礼しました!もう一つ持ってきますね。」となりそうな所ですが、そうはなりませんでした。(日本人のホスピタリティを感じました。)
これは、どうやら言語による文化の違いが一つの要因となっていそうです。
日本語/英語の違いを本当の意味で知る。
どうやら、話す側/聞く側のどちらに会話の責任があるか?というのが、英語/日本語で異なるようです。
- 英語・・・話す側
- 日本語・・・聞く側
日本語は、話を聞く側に大きな責任があります。間違った解釈をしてしまった場合に、聞き手側が「勘違いしていました。すみません。」となることがよくあります。
一方、英語は話し手に責任があるようで、こちらの意志を相手に伝える必要があります。要は、話し手側が「うまく伝えられなくてスミマセン。」な状態になる訳です。
もちろん、聞く側も理解する努力はしますが、そこは人によりけり。話し手がまずは、しっかり話す。ということがベースにある訳です。
英語/日本語の文化の違いは言葉では知っていましたが、実際に経験して、初めて本当の意味で理解できました。
このあとから、勇気を持って、ゆっくり・はっきり話すように注文することを意識しました。すると、サクサク注文できるではないですか!!! もちろん、店員さんが聞いてくる英語は、サッパリ訳わかめな訳ですが、身振り手振りでどうにかなりました。
英会話で自信をつけていくためには、まずは自分が欲しかったものが手元に来る。などの成功体験が重要なのです。
まとめ
- 英語は、話し手がしっかり話すことがベースになっている
- 勇気を持って、ゆっくり・はっきり話すことが大事
この旅行後の英会話から、ゆっくり・はっきりを意識して取り組むようになりました。
オンライン英会話で、英語をゆっくり・はっきりと話すようにすると、先生との会話も盛り上がりやすいし、フィードバックも的確にもらえるようになりました。(特に発音・文法)
そのため、私はいまだに「今日も間違った英語をゆっくり・大きな声で話すぞ~!間違ったら教えてもらって直せばいいや!」という心持ちで臨んでいます。
この記事を目にした方のお役に立てると嬉しいです^^
ではまた次回の記事でお会いしましょう!!
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